子宮頸がんの予防を周知させようと、広島城がライトアップが15日から始まっています。
広島市にある広島城が普段とは異なる「ティールブルー」に照らされました。ライトアップは子宮頸がんを予防するためのワクチン接種や検診を呼びかけようと企画されました。
子宮頸がんは若い女性を中心に発症する割合が高くなっているガンの一種です。日本では毎年約1万人が罹患し、そのうち3000人が亡くなっています。
小学6年生から高校1年生の女性は自己負担なしでワクチンを接種できますが、厚労省によりますと2024年の上半期までに1回目の定期接種を完了した高校1年生の割合は49・9%と半数を切っています。
県内でも2023年度のワクチンの接種率は対象者の1割未満にとどまっており、県は接種を終えていない対象者に接種券を送るなどして対策を講じています。
広島城のライトアップは17日まで行われます。

































