任期満了に伴う呉市長選は9日、無所属で現職の新原芳明氏が3回目の当選を果たしました。
新原氏は、呉市出身の75歳。自民、立憲、国民、公明から推薦を受けました。選挙戦では、防衛省による日本製鉄跡地への複合防衛拠点受け入れなどを訴え、新人3人との戦いを制しました。

当選した新原氏は「これだけの差をいただいたので、思い切って新しい呉のために働く」と述べました。
呉市長選で3選 新原芳明氏
「(複合防衛拠点では)できるだけ民間、防衛産業に来てもらって研究所も作って、スタートアップ企業にも来てもらう。『それはできるだけやりましょう』と言ってもらっているので、そういったことをするということ。誰でも平等な条件で参加できると、こういうことをお願いして進めていきたい」
投票率は44.56%で、前回を3.77ポイント下回りました。

また、大規模買収事件をめぐる県議会議員の辞職に伴う県議会安佐北区選挙区の補欠選挙は、無所属新人で自民、公明が推薦する会社顧問の水口弘士氏が初当選しました。

































