2025年3月に発足した自衛隊「海上輸送群」に配備される、新しい輸送艦の進水式が行なわれました。

全長約80㍍、排水量2400㌧の新しい小型輸送艦がお目見えしました。南西諸島など島しょ部の防衛力向上を目的に、2025年3月、海上自衛隊呉基地で編成された陸・海・空の共同部隊=「海上輸送群」に配備されます。

宮崎政久 防衛副大臣
「本艦を『あおぞら』と命名する」

除幕命名式の後、宮崎防衛副大臣がロープを切ると、輸送艦が進水しました。

「あおぞら」は、すでに呉基地に配備されている小型輸送艦「にほんばれ」と同じ規模で、十数台の車両を積載できます。

海上輸送群に輸送艦が配備されるのはこれで4隻目で、2027年度末までに10隻体制になる予定です。