広島市で、知人宅の軽乗用車に放火して家に燃え移らせようとしたとして逮捕されていた男性(46)について、広島地検は16日付で不起訴処分にしました。
男性は去年12月31日未明、広島市東区の知人宅に停められた軽乗用車の下にカセットコンロを置いて火を点けて、知人宅に燃え移らせようとして現住建造物等放火未遂の疑いで、先月24日に逮捕されていました。逮捕段階では、「放火なんてしていません」と容疑を否認していました。
広島地検は15日付で男性を処分保留で釈放し任意の捜査に切り替えていましたが、「送致事実を認定するに足りる十分な証拠がない」として不起訴処分としました。
