災害が起きたときに役立つ知識を学んでもらおうと、広島市の小学校でライフラインをテーマにした防災教室が開かれました。
舟入小学校で行われた防災教室は、中国電力ネットワーク、広島ガス、NTT西日本と、広島市水道局の4つの事業者が企画しました。
子どもたちは、停電時に役立つ手回し発電機を回したり、万が一、ガスが漏れた場合、どんな臭いがするのかテスターで確かめたりするなど、からだを使って防災に役立つ内容を勉強していました。
参加した児童
「色々体験したことや、聞いたことを親にいっぱい伝えて教えてあげたい」
また、子どもたちは、災害時に繋がりやすいとされる公衆電話や、災害用伝言ダイヤル「171」のデモ機を使って、電話の使い方を覚えていました。
NTT西日本 村上昌幸さん
「勉強した内容を持って帰って、ご家族と話して貰い、あらためて災害に対して備えてほしいと思っています」
校庭には災害時に活動する給水車も出動。子どもたちは実際に水をくんで運ぶ体験もしました。ライフライン防災教室は、今年度、県内6つの小学校で行われます。