違法に出回っている拳銃などを取り締まろうと、8日、広島県警が関係機関と合同で市民に呼びかけました。

拳銃などの違法銃器根絶の呼びかけには、広島県警の他、税関や広島海上保安部など、銃器の摘発や水際対策に取り組む機関が参加。チラシを配りながら市民に情報提供の協力を呼びかけました。

県内ではことし8月末までに7丁の銃器が押収されており、その中には市民の情報提供によるものもあったと言います。

また、ことしは実弾が撃てる違法なおもちゃの銃、「リアル ギミック ミニ リボルバー」が全国で流通。広島でも7日までに2丁が回収されています。

広島県警察 組織犯罪対策第三課 岩谷和人課長補佐
「プラスチックで作られたの中国製の玩具銃が今出回っている。『ひょっとしたら』ということがあれば、情報を積極的にいただければ」

警察は「もし銃器を見つけた場合は、触ったりせず、交番に届け出てほしい」としています。