アフリカ東部にあるタンザニアの外務大臣が、広島市を訪れ、原爆資料館を視察しました。

広島市を訪れたのは、タンザニアのマフムード・サビット・コンボ 外務・東アフリカ協力大臣です。

先週、横浜市で開かれたアフリカ開発会議に合わせて広島・長崎の市長が被爆地訪問を要請していました。23日は長崎市を訪れました。

松井市長が「タンザニアでの平和首長会議の加盟都市を増やしてほしい」と要望すると、コンボ大臣は「国内では現在2つの都市が加盟しているが、もっと増えるようしっかり呼びかける」と応じました。

タンザニア マフムード・サビット・コンボ 外務・東アフリカ協力大臣
「相互理解を深めることで紛争を防ぎ、平和をもたらすことができる」

原爆資料館を視察したコンボ大臣は、芳名録に「このような悲劇と残虐行為が二度と繰り返されない世界を目指して、皆で努力しましょう」と記帳しました。