現状打破のため生み出された ゆるキャラ「ひろくま」

この状況を打破するためには、広島の「ファン」を増やさなければならないと考えた広島県観光連盟。そこで着目したのが、県の垣根を越えて人々に愛される「ゆるキャラ」でした。

観光連盟とタッグを組む、ひろくまの生みの親・島村ビギさんは、ゆるキャラには地域に人を呼ぶ大きな力があると考えています。

島村ビギさん
「先輩『ひこにゃん』のおひざ元である彦根市で、年に1回、ゆるキャラの大きなイベントがあるのですが、二日間の開催で5~6万人のファンがやってくるんです。さらに先輩『くまモン』は、経済効果が数兆円。ポテンシャルはすごくあるなと。SNSを活用するという今の時代の作り方で、もう一回キャラクターというものに向き合ってみたら、新しい形のファンづくりができるんじゃないかなと」