コメの「民間輸入」は対前年度比4.1倍 高い関税を払っても国産米より安いことが理由

コメの輸入には、国際ルールに基づく「政府輸入」と、業者が1キロ341円の関税を払って行う「民間輸入」があります。今回のベトナム米の輸入もこの「民間輸入」です。
民間輸入は昨年度から急増していて、2月の時点で前の年の4倍あまりになっています。高い関税を払っても国産米より安いからです。
国産米の存在を脅かすほどの量ではありませんが、ちょっと気になる動きです。国産米の増産が一番望ましいものの、農家の高齢化が進む中で本当にできるのか?輸入米に頼らざるを得ないところまで来ているのか?議論する時期に来ているようです。