中国電力は、不正アクセスで社員などおよそ1万5000人の個人情報が流出した疑いがあると発表しました。顧客情報は含まれていません。
中国電力によりますと今月21日に、社外からテレワークなどで使用する、社内ネットワークへの接続機器の設定不備が原因で、外部からの不正アクセスを受けたということです。これにより、中国電力と中国電力ネットワークの社員や業務委託先のスタッフの業務用メールアドレスやIDなどの個人情報1万5566人分が、流出した可能性があるとのことです。
流出した情報に顧客情報は含まれておらず、電力供給への影響もないとしています。すでに国の個人情報保護委員会に報告し、警察への相談を行っているとのことです。
中国電力は「お客さまや関係者にご心配をおかけすることをお詫びします。再発防止に向け、情報セキュリティ対策および監視体制の強化を進めていきます」としています。