午後からは、人気の観光地、鞆の浦を訪れ歴史的な街並みの中ガイド研修をしました。

広島の通訳ガイド 福本隆之さん
「仙酔島と弁天島があります。あの山は大弥山・中弥山・小弥山と呼ばれています。宮島と同じです」

今回、はじめて研修に参加したガイド歴1年・福本隆之さん。普段は、主に尾道地区をガイドしているそうです。

広島の通訳ガイド 福本隆之さん
「ここがナガヤゲート。(明治時代)福山城は民間に払い下げになった。ここのお店が長屋門を買った」

広島の通訳ガイド 福本隆之さん
「保命酒の試飲ができます」

京都の通訳ガイド
「お酒というかシロップ」

広島の通訳ガイド 福本隆之さん
「15%。味醂はアルコールとして販売していないけどアルコールはいってる」
他の通訳ガイド
「知らなかった…イスラム圏の観光客にはダメだ」

他の通訳ガイド
「ここで西洋の人が転げて大変だったらしい。(靴を脱ぐ習慣がないから?)そうです。」

京都の通訳ガイド
「(京都と広島観光の違いは?)人混みを気にせず観光を漫喫できる。京都では、お客に快適に観光してもらう方が、話す内容よりも大切。修学旅行時期、ココは絶対にルートに入っているから、学生が来ない時間帯に行こうとか」

広島の通訳ガイド 福本隆之さん
「時間がなくて申し訳ありません…30秒あげます」

広島側のガイドたちは短い時間で、京都の通訳ガイドに、鞆の浦の魅力を伝えようと一生懸命…。

広島の通訳ガイド 福本隆之さん
「せっかちです(外国人は歩くの遅い?)歩くの遅いです。観光だからのんびり見たいって感じ。今日はココ見ないけど…坂本龍馬知ってますか?」

福本さんは、「反省点はあるものの研修で得た物は大きい」と話していました。それでも、広島観光は京都のガイドたちからは大好評のようでした。

京都の通訳ガイド「見応えがあって楽しい。ゆっくりと…もう一回来たい」

広島県観光連盟 治田美樹さん
「ガイドは、長時間一緒にお客さんといるので、信頼関係みたいなのができていく。その信頼している人から、『次、広島に行くならこのガイドさんがおすすめだよ』とか、そういった話が聞けると京都広島間のお客様の誘客に一定の効果があるのでは」

県観光連盟は、今後もこうした研修を続けていきたいとしています。