九里亜蓮 投手
― FA権行使の決め手は?
「どんな決断をしても背中を押してくれた球団に感謝したいと思います」

― 球団からはどんな声を?
「本当にどんな決断をするにしても背中を押してくれるような言葉をいただきました」

― 可能性として宣言残留の話は球団からは?
「今、言えることに関してはとりあえず本当にどういう決断をしても背中を押してくれるっていうことだったので、FA権を行使するっていう結論に至ったっていう感じですかね」

― チームメイトには?
「そうですね。(FA権)行使をするっていうのは、話の中で伝えた選手もいますし、会えてない方もいるので、そういった方にはこういう形で伝えるような形には
なってしまうのかなというふうには思っています」

― カープで11年プレー。
「入団してから11年間、本当にいろんな方に支えられてやってこれたと思いますし、いろんな方に感謝の気持ちが一番強いですかね」

― ここからの具体的な動きは?
「わかりません。はい」

― 海外への思いをあらためて。
「いろいろ考えましたけど、本当に最初に言ったようにどういう決断をしても背中を押してくれるってことだったので、そこが一番、決め手になっているかなと思います」

球団の鈴木本部長は「あれだけ故障せずに8年連続100イニング以上を投げてくれた先発が一枚抜けるのはもちろん痛いが、FA権は選手が勝ち取った権利なので本人の意志を尊重したい」とコメントしています。

カープの選手がFA権を行使するのは、去年の 西川龍馬 に続き、2年連続となります。

九里投手ですが、今後は14日に「FA宣言選手」として公示され、国内外の球団との交渉が可能となります。