危険度調査で「帰宅可能」判定も… 店舗前では工事続く

「観音店」の危険度を確認する調査が10月7日、実施されることになりました。福地さんも夫婦で立ち会い、傾きや沈下などがないか点検を受けました。
ASUNARO 福地康夫 オーナー
「営業はできると言われた。ただ店舗前にあんな大きな機械があって、穴も掘っている。お客さんも不安ですよね、ここに来ること自体が…」
ASUNARO観音店 福地三鈴 店長
「1日も早く再開したいが、安全が第一なので…」
陥没事故から1か月が経っても店舗前ではボーリング調査が続いていました。しかし、店自体は「帰宅可能」と判定されたことから、福地さんは営業再開を決断しました。

ひび割れなどを補修する必要があるため、再開日は11月5日に決めました。
ASUNARO 福地康夫 オーナー
「私たちのサービス業はだいたい1か月サイクルで動いていく。どこかで区切りをつけないと」
ただ、不安もぬぐいきれません。
ASUNARO 福地康夫 オーナー
「陥没した場所だけではなく、ほかのところはこれから先、陥没しないのか? だいじょうぶなのかというのはずっとついて回る。あとはもう行政と請け負った共同企業体の力を信じていくしかない…」