「まな板の上の鯉ですよ」初めての衆院選 自宅で開票速報を見守る

◆27日(日)午後8時前

田村友里 キャスター
「すみません。RCCアナウンサーの 田村友里 です。お世話になっております…」

今回、わたしが密着させてもらったのは、国民民主党の 福田玄 候補でした。国会議員の政策秘書を経て、今回、衆議院選挙に初挑戦しました。

田村友里 キャスター
「結果が出るときの候補者のみなさんの気持ちって想像つかないんですけど…」

国民民主党 福田玄 候補
「まな板の上の鯉ですよ。神のみぞ知る…。神様・仏様ですよ。今もお仏壇に手を合わせてきました」

福田さんの顔には緊張感が漂っていました。

◆27日(日)午後8時18分

RCC WEB配信
「では続いて、まだ結果が出ていません、広島2区。こちらは、平口洋さんの事務所です」

選挙前日までの情勢調査では、投票締め切りと同時に対立候補の平口さんが当確という予想もありましたが、そうはならず…。

国民民主党 福田玄 候補
「すごい。2区(結果が)出ていない。これ、写真撮ってよ。それX(エックス)あげてくれる?」

田村友里 キャスター
「伸びた要因は?」

国民民主党 福田玄 候補
「今回、やっぱり国民民主は特に若い層は反応がありましたよね。特に手取りを増やすっていうのがね…」

福田さんの所属する国民民主党は、今回の衆議院選挙で議席を4倍に増やす大躍進。「手取りを増やす」「103万円の壁を壊す」というわかりやすい公約が主に若い世代の心に響いたとみられています。

福田さん自身もSNSを駆使したり、気さくに話しかけたりして距離感の近さをアピール。でも、初挑戦ならではの失敗もあるようです。