
フィルムに映る、男の子の顔に包帯を巻く女性…。病院の「救護看護婦養成部」で学ぶ看護学生だった大島キミエさんです。
大島キミエさん(被爆当時17歳)
「直後はねもう、日赤の玄関の前は死体とやけどした人の山ですよ。それこそ山のように。みなうずくまってね」
泣く人、叫ぶ人、息絶えた人。
当時は足の踏み場もないほど多くの被爆者が倒れていたといいます。

大島キミエさん(被爆当時17歳)
「山のように押し寄せてくるんです。日赤日赤と言って。それがもう、やけどでね顔が真っ黒で体が膨らんでるんですよね。水ぶくれみたいになって膨らんで」

































