
1アウト・3塁・1塁で追加点のチャンス。また打ってくれそうな雰囲気を漂わせる末包。大きな当たりは、吸い込まれるようにバックスクリーンへ! 末包はこれで2試合連続のホームラン。走者一掃のスリーランでカープは一気にリードを5点に広げます。

投げては、ここまで無失点の床田。4回・5回と先頭バッターの出塁を許しますが、どちらもダブルプレーで抑え、阪神に得点のすきを与えず。後ろの守りにも盛り立てられながら無失点の好投を続けます。

6回、カープの攻撃。2アウト・ランナー1塁で、1回にタイムリーを放っている野間。大きなスリーベースヒットで秋山をホームに還し、野間はこれで2打点目。ダメ押しの1点を追加します。

床田は、無失点で迎えた8回に味方のエラーもあり、2点を献上。8回途中でマウンドを降ります。
床田寛樹 7回1/3 球数117 被安打6 与四球2 失点2

1アウト、なおもランナー2塁・1塁のピンチでマウンドを継いだのは、“勝ちパターン”・島内颯太郎 。初球に投じた快速球で阪神の4番・大山悠輔 の空振りを奪うと、その流れのまま大山・ノイジーを打ち取り、3アウト。ピンチをしのぎます。

9回に登板したのは、黒原拓未 。2つの空振り三振を含むナイスピッチングで阪神打線を堂々、三者凡退に抑え、6対2で試合終了。

勝利投手に輝いた床田は今シーズン、5勝目でリーグトップタイ。さらに防御率も投球イニングもリーグトップ。

チームは、首位・阪神に0.5ゲーム差まで迫り、きょう(22日)勝てば、今シーズン初のリーグ首位に躍り出ます。