渕上沙紀 アナウンサー
わかっています。わたしもきのう、試合を見ながら最後までわからなかったじゃないですか。最後の4分で同点70対70になったときにどうなることかと…
坂上俊次 アナウンサー
平たく言うと、週末が甲子園の決勝、日本シリーズ第5戦からスタート、ぼくにとってはワールドシリーズっていう状況なんです。
青山高治 キャスター
ここまで来ました。

坂上俊次 アナウンサー
正確な情報をお伝えすると、チャンピオンシップ決勝は今週末25日(土)・26日(日)、さらには28日(火)の3戦。そのうち2つ勝ちますと、いよいよ頂点です。相手はまだ決まっていません。琉球対千葉ジェッツの勝者となります。
青山高治 キャスター
なによりもすごい。朝山正悟さんをふるさと横浜に連れて行くという、このチームの…
坂上俊次 アナウンサー
本当にそうなんです。その前に愛知で育ったじゃないですか。愛知のアイシンとか豊橋でプレーしていて、そのあと、生まれ育った横浜に行って、人生の “逆 お遍路さん” ですよ。朝山、お遍路完結編。さきほど、わたくしも勢い余って朝山選手に連絡させてもらったんですけども、「今、最高の仲間・最高の雰囲気でやっていますとお伝えください」と。
青山高治 キャスター
「コメント、いただけたんですね」
坂上俊次 アナウンサー
20年プレーしてきて、なにか大きいことを成し遂げるときは、こんな雰囲気だと。
渕上沙紀 アナウンサー
チームの雰囲気が最高なんですね、今。

坂上俊次 アナウンサー
われわれ、簡単に報道で「朝山さん、最後だから。1試合でも長く。朝山さんのために」って言いますけども、話を聞くと複合的なものだそうです。▽「朝山さんのために1試合でも長く」も1つ、▽「寺嶋良選手がけがをした。そのぶん、がんばろう。中村拓人ががんばる」も1つ、▽「最後の最後までがんばってワイルドカード1位で通過した」のも1つ。いろんな要素が1つになって、こういうことが同時に起こることがなかなかない。われわれは歴史的な瞬間に立ち会っているっていうことなんです。
青山高治 キャスター
いろんな奇跡・ミラクルの積み重ねを今、見ているんですね。
坂上俊次 アナウンサー
朝山選手本人は、「いろんな勝っている要素が絶対必要で、その要素の1つに自分のことがあればいい」と言っていました。