広島は、まもなく原爆投下から77年となる原爆の日(8月6日)を迎えます。核を巡る緊張はますます高まっている…、こんな状況だからこそ、わたしたちは、これまでに取材した被爆者の方の声を今一度聞くことが大事だと思っています。今回、お伝えするのは、放射線の被害です。

池本アイ子さん(被爆当時 9歳)と弟の徹さん(同 7歳)です。


2人は、爆心地から1キロの屋内で被爆しました。このときは幸い大きなけがをすることはありませんでしたが、数日後…。

2人の母 池本タメ子さん(1994年 証言)
「(被爆してから)4~5日して髪が抜け出した。あまりに抜けるから、お父さんが『抜けるだけ抜け』って言ったら全部、なくなった」


歯ぐきからの出血や発熱も…。放射線による急性障害でした。