2日連続の黄砂観測 広島では自動観測で視程7km

広島市中区(18日午後5時半)

日本列島には18日も黄砂が飛来しました。17日よりも黄砂の濃度は濃く、広島県内では夕方に各地の情報カメラを見たところ、かなり霞んでいました。

広島では自動観測で視程(=水平方向の見通し)は7キロとなっています。広島市中心部にあるRCC屋上から見ると、普段は見えている宮島がまったく見えなくなっているほか、町並みのビルも霞んで見えていました。

エディオンピースウイング広島(サッカースタジアム)(18日午後5時半)

18日夕方の衛星画像をみると、低気圧が東へと去って晴れのエリアとなっている西日本は広く“茶色い”エリアに覆われていることがわかります。

宮島(18日午後5時半)

きょうは帰宅して家に入る際などは、服などに付着した黄砂を建物の中へ持ち込まないように気をつけた方がよさそうです。

まだ19日も黄砂の影響は残りそうですのでアレルギー体質の方や呼吸器系に疾患のある方など

黄砂が広がるエリアやタイミングなどの詳細は、3時間ごとの予想シミュレーションをご確認ください。

3時間ごとの黄砂飛来予測シミュレーション(4/21まで)
宮島・原爆ドーム・呉の艦船も霞む... 黄砂に覆われた各地の様子