衛星画像が捉えた大量の黄砂 16日夜以降に日本列島へ

15日午後の衛星画像をみると、中国東北部やボッ海あたりには茶色くなったエリアがあります。大気中に巻き上げられた黄砂とみられます。中国東北部では地上で黄砂を観測していて、視程(=水平方向の見通し)は2~5キロと濃い黄砂となっています。

14日の衛星画像では、低気圧が大量の黄砂を巻き上げて、低気圧に取り込まれている様子も確認できました。

気象庁が発表している黄砂飛来予想によると、日本列島には16日(火)夜以降、西日本から黄砂の飛来すると予想しています。その後は全国に広がり、19日(金)頃にかけて北日本から西日本の広いエリアで黄砂の影響を受ける可能性があるとしています。

黄砂が広がるエリアやタイミングなどの詳細は、3時間ごとの予想シミュレーションをご確認ください。