沖縄の基地問題について幅広い世代で考えるシンポジウムが那覇市で開かれました。

このシンポジウムは県内にあるアメリカ軍基地をめぐる課題について幅広い世代で考えようと県が9日に主催したもので、玉城知事と成蹊大学アジア太平洋研究センターの波照間陽さんが登壇しました。

参加者らは登壇した2人の話を聞きながら、グループごとにアメリカ軍基地が沖縄に与える影響などについて意見を交わし、それぞれの考えを発表しました。

参加者の発表
「普天間第二小学校にいたときに(米軍機の)窓が落ちて怪我した人はいなかったが、もしも上に落ちたら死ぬんじゃないかと思い日常が脅かされていると思った」

シンポジウムにはおよそ70人が参加し、参加者らは基地や沖縄のこれからについて学びを深めていました。