ロケットの部品など航空宇宙産業の機械加工を行っている企業が、県内の高校生と交流し、最先端の技術を伝えました。
小坂鉄工所の社員
「こういったロケットエンジンの部品を作っている会社で、今新しいロケット、H3ロケットの開発をしている」
12月6日に沖縄工業高校で特別授業を行なったのは、航空宇宙産業に携わっている小坂鉄工所の社員たち。
ロケットの部品を作る仕事内容などを紹介し、基礎的な機械加工技術の重要性を生徒に伝えました。
(旋盤加工の指導をする様子)
「抵抗が大きくて熱がかかるので、油をつけてやっていきたい」
その後、生徒の前でネジを作る工程を実演し、精度の高い旋盤技術を披露しました。
小坂鉄工所の社員
「どうしても怖くて出来なかったりとか安全な方に行く気持ちもわかるし大事なことではあると思うけど挑戦することを忘れないでほしい」
生徒
「自分の将来の夢はこういう関連、航空関連なんですけど、今日聞いたことを活かして授業などに役立てていきたい」
「今やっているものの応用に繋がったり、将来のお仕事に直結することだと思ったので勉強になりました」
世界レベルの技術を直接感じられる貴重な機会に、生徒たちは真剣な眼差しで授業に取り組んでいました。