全国の中高生を対象にしたジュニア料理選手権で、全国1万4000作品の中から最終審査へと進む3作品に選ばれた石垣中学校の生徒4人。先日行われた最終審査で見事グランプリを獲得し、全国1位に輝きました。

全国ジュニア料理選手権は、生活情報誌のオレンジページと味の素が実施しているもので、石垣中学校の2年生4人は「南の島からの贈り物ウムズナー飯とアーサの茶碗蒸し」と題したレシピで応募し、最終審査へと進んでいました。
4人が考案したのは、島の海岸でとれる小さなタコの炊き込みご飯と、アーサを使った茶碗蒸しで、部活動でいつも応援してくれる母親へ感謝の気持ちを込めたレシピとして応募しました。
今月26日に神奈川県で行われた最終審査では、審査員からふるさとの食材を生かしたレシピを称賛する意見が相次ぎ「何より皆さんが思ったことを行動に移したことが素晴らしい」と評価されたということです。
審査の結果4人は見事、団体部門の中学生の部でグランプリを受賞し、全国1位に輝きました。

11月28日、夕方石垣島へと帰郷した4人は横断幕を掲げた校長先生や職員らに出迎えられました。
グランプリを獲得した生徒たち
「順調に行っていたんですが、途中で色々ハプニングとかあったりしたんですけど、4人で話し合ったりして励ましながら最後までやり抜くことができました」

「グランプリ取ったぞー、やったー」
4人は来年の参加も目指していて、今からアイデアを練っているということです。