絵画や立体作品など沖縄の美術界をリードしてきた作家たちによる作品展が、14日から那覇市で開催されています。

「沖縄新象展」は既存の考えや表現方法にとらわれず、常に新たな現代美術の展開を追求している、沖縄新象作家協会が毎年開いているもので、ことしで53回を迎えます。

会場には、日常や人間の頭の中には別世界が広がっていることを表現した作品や、物事が積み重なって大人になることを心情とともに表現し、全国公募展で最高賞を受賞した連作作品など28点が並んでいます。

沖縄新象作家協会 佐久本伸光会長
「言葉ではなかなか表現できないですから、まず現場で作品をちょっとまた見てどういう風にイメージが広がるか、ご覧になっていただきたいと思います」

県内の実力ある作家たちのそれぞれの思いが詰まった「沖縄新象展」は、今月19日まで那覇市民ギャラリーで開かれています。