普天間基地周辺の地下水などから有機フッ素化合物=PFASが検出されている問題で、汚染源の特定に向けた県の専門家会議が開かれ、今後も継続して調査し地下水のデータを蓄積する必要性が確認されました。
普天間基地周辺の川や湧き水などからは、人体への影響が懸念される有機フッ素化合物=PFASが検出されていて、県は汚染源の特定に向けた専門家会議を立ち上げています。
2日開かれた会議では、普天間基地より上流の地下水などと比べて、下流の調査地点では高い濃度のPFASが検出され、最も高いところで国の暫定指針値のおよそ40倍となっていることなどが報告されました。
その上で、今後も継続してデータを蓄積する必要性や調査地点の数値と雨の影響を検討することなどが確認されました。
次回は来年2月に開催予定でこの会議を踏まえ今年度の報告書をとりまとめる方針です。