国交大臣が沖縄県に対し送った、辺野古沖の軟弱地盤の工事を承認するよう「勧告」する文書について、文書は20日午後にも県に届く予定で、承認の期限などが明らかになります。

普天間基地の移設工事をめぐり国交大臣は19日、玉城知事に軟弱地盤の改良工事の設計変更を承認するよう「勧告」する文書を送っています。

国交省は承認の期限などを含む勧告の内容について、県に文書が届き次第公表するとしています。

文書は20日午後にも県に届く予定で、県は受け取り次第内容を確認し、スイスに滞在中の玉城知事に報告するということです。

国交省は県が今回の「勧告」やその後の「指示」に従わない場合、高裁に訴えを起こした上で国が県に代わり工事を承認する代執行を行い、辺野古沖の工事を進めたい考えです。