14日にアメリカ海兵隊のオスプレイが石垣空港に緊急着陸したことについて、石垣市の中山義隆市長が取材に応じ「故障の原因を究明して対策を立ててほしい」と述べ再発防止を要望しました。

14日午後3時過ぎ、石垣空港に緊急着陸したアメリカ海兵隊普天間基地所属のオスプレイ2機は、14日のうちに1機が離陸しましたが、15日午前、再び1機が飛来し修理部品や機材とみられる荷物を下ろす様子が確認されました。

その後、エンジン部分やローターの付け根部分を点検・修理する作業が見られ、午後も続けられました。

石垣市の中山市長は「不具合が生じたということなので致し方ない」とした上で次のように述べました。

石垣市・中山義隆市長
「石垣空港は1日に70便近い発着がありますので、発着に制限がかかったり空港が一時閉鎖になると影響が大きくなりますので、米軍には今回の故障の原因等を究明していただいて、そういう事象が起こらないように対策を立てていただきたい」

中山市長によると、アメリカ軍は機体を修理したあと15日中に離陸したいと説明しているということです。