大規模な演習で嘉手納基地からの騒音が増加しているとして、嘉手納町議会は外来機の飛来禁止などを沖縄防衛局に要請しました。
アメリカ軍が今月2日から実施している大規模な演習「ノーザン・エッジ」の影響で嘉手納基地では所属機だけでなく外来機の離着陸も相次ぎ、地域住民から騒音に関する苦情が多数寄せられています。
抗議決議と意見書を前日に全会一致で可決した嘉手納町議会は、基地対策特別委員会のメンバーが20日に沖縄防衛局を訪れ、外来機の飛来禁止や騒音規制措置の遵守などを求めました。

対応した伊藤晋哉局長は「運用に際しては地域住民の生活への最大限の配慮が大前提と考えており、騒音規制措置の遵守をアメリカ軍に徹底するよう求める」と述べました。

嘉手納町議会は県や外務省沖縄事務所にも同様の要請を行っていて、今後アメリカ軍にも直接抗議する予定です。