これは自衛隊のF-15戦闘機の中から撮影した映像です。自衛隊は外国機が日本の領空に侵入する恐れがある場合このF-15で緊急発進し対応にあたっています。訓練の様子を特別に航空自衛隊那覇基地の隊員に撮影してもらいました。


航空自衛隊那覇基地 浦 祐眞 1等空尉:
「最大速度については音の約2.5倍。時速で言うと3000km近く出すことが出来ます。高度は規則で5万フィート(1万5000m)までと決まっているのでそれ以下での訓練を計画します」

高度1万5000メートル近くまで到達すると、宇宙空間のような濃い青色の空を見ることができます。

緊急発進の数は昨年度全国で1004回と過去2番目に多くなりました。沖縄からの出動はそのうちの6割以上を占めます。その原因は…。



航空自衛隊那覇基地 浦 祐眞 1等空尉:
「このあたりについては、中国機がほぼ占めている状況です」

中国機への対応は全体の7割を超え岸防衛大臣は「中国は情報収集とみられる活動を活発化している」と分析しています。ウクライナ侵攻を受け中国の台湾侵攻も懸念される中、いま沖縄が日本の重要な防衛拠点となっています。

そもそも沖縄の自衛隊は50年前、本土復帰のタイミングでアメリカ軍から基地を引き継ぎ初めて配備されました。しかし・・・。


沖縄戦を経験した県民は軍に強い拒否感を抱いており、自衛隊配備に対し大規模な反対運動を実施。配備直後も自衛官がアパートからの退去を迫られたり大学を退学させられたりすることも。
当時の沖縄県知事は・・・。

沖縄県 屋良朝苗知事(当時・自衛隊移駐直後1972年)
「自衛隊も軍隊に違いない。沖縄に急いで配置するということに対して、これは理解する同意する賛成するというわけにはいかんと」