太平洋戦争中に多くの県出身者が犠牲となったサイパン島とテニアン島で亡くなった家族に祈りを捧げるため、遺族らが17日、現地に向けて出発しました。

太平洋戦争中、サイパンとテニアンでは日米両軍による激しい地上戦が行われ、当時移り住んでいた多くの県出身者が犠牲になりました。那覇空港では17日、現地での慰霊の旅に参加する遺族らが集まり、出発式が行われました。

サイパンで祖母など家族6人を亡くした玉城和子さんはおよそ80年ぶりに現地を訪れます。

玉城和子さん:
「おばぁたちが安らかに眠ってくださるように」「(遺骨を)探しても見つからないみたいで」

長男 康信さん:
「親の元気なうちに、(母の)生まれたところに行こうということで」

遺族らは17日から5日間の日程で、サイパンとテニアンにある慰霊碑などを訪れ今も現地に眠る肉親らに祈りを捧げる予定です。