夜間、子どもの急な発熱などで困ったことはありませんか? 夜間の小児救急の受け皿として、沖縄県医師会によるオンラインの診療サービスが始まっています。
県医師会とソフトバンクの子会社が今年2月から実証実験を始めているのは、小児を対象とした夜間オンライン診療サービスで、先月から対象地域が中部地区から本島全域に拡大されています。スマホアプリ「LINE」の専用アカウントから利用することができ、薬は希望する調剤薬局から受け取りが可能です。
オンライン診療は午後6時から10時までの間、県内で勤務する18人の小児科医などが退勤後などに輪番で対応し、本島在住の中学生以下の子どもが受診の対象となっています。
18日の会見で県医師会の田名毅会長は、これまでに受診した約120人の子どものうち9割程度が病院を受診せずにオンラインで対応できたとして、課題となっている救急医療のひっ迫の緩和に大きな効果があると説明しました。
また、子育て中の小児科医が在宅勤務として参加するなど、医師の新たな働き方の糸口にもなっているということで、今後は協力できる医師を増やしながら継続していきたいということです。
この実証実験は今年度末まで続けられる予定で、その後は行政の補助などを模索したうえで本格導入につなげたい考えです。
県医師会は、けがや、呼吸が苦しい、けいれんしているなど、救急措置が必要になる可能性がある場合は、直接医療機関を受診するよう注意を呼びかけています。








