いまは離婚している知人女性Cさん(40代)は、元夫の実家で忙殺されたエピソードを語ってくれました。

「仕事柄、夫の実家には、親戚や業界関係者がたくさん集まるから。来客対応は家族一丸となってやらなくちゃいけなかった。大事なことだというのはわかっていたけど。当時、お義母さんは当たり前のように私を来客対応のカウントにいれていて。OKもしていないのに。嫁を使って当たり前とは考えないでほしかった」

仕事と子育てを両立していたCさんにとって、年末年始は貴重な長期休暇。しかし当然のように正月行事に組み込んできた義母。Cさんは価値観の違いを感じたといいます。

「お義母さんは専業主婦だったから。もしかしたら私の苦労を想像できていなかったのかもしれない。当たり前に手伝って“どんなにやっても無給”という状況はハードだった」