6月15日までの沖縄県内の熱中症の疑いで搬送された人の数は304人で、去年の約3倍となっています。
消防庁によりますと、ことし5月1日から今月15日までに県内で熱中症の疑いで病院に運ばれた人の数は304人となっています。
これは去年の同じ期間の102人と比べて3倍となっていて、東京都と並んで全国で最も多くなっています。
那覇市消防局によりますと、同じ期間の市内の熱中症の疑いで搬送された人の数は64人で去年の11人と比べておよそ6倍となっています。
沖縄県は今月7日の梅雨明け以降、連日厳しい暑さが続いていて、消防はこまめな水分補給のほか、エアコンなどで室温を28度程度に保つよう注意を呼びかけています。