祖先を供養する清明(シーミー)の季節がやってきました。県内各地の霊園では、はやくもシーミーを行う人々の姿がみられました。
4日は二十四節気のひとつ、清明です。中城村の霊園では、午前中から墓掃除をして清明行事の準備を進める人の姿がみられました。
▼掃除をする子ども「きれいにするぞって。掃除は大変だけど、そのあとの料理食べるのが、とてもおいしい」
このうち、子どもの春休みに合あわせて墓を訪れたという家族は、行事の手順を書いたメモを見ながらお供え物をならべ、高齢のため参加できない祖父母にかわって祖先供養をしていました。
▼妻「覚えきれていないので、主人のお父さんお母さんがしっかりやってこられたのでそれを受け継ぐ感じで」
▼夫「小さい時からおじいちゃんおばあちゃんによくしてもらったので、ありがとうっていう気持ちを込めながらやっています」
また、近年増加傾向にある墓じまいや永代供養の利用者も納骨堂の前で故人に思いを馳せていました。
▼永代供養の利用者「(清明は)ちゃんとしますよ。あの世にいっても、残った人が思い出して来てあげなきゃね」
中城メモリアルパークでは今週末から5月上旬の大型連休頃まで、清明に訪れる人でにぎわうということです。