沖縄刑務所で受刑者の脱走を想定した対処訓練が行われ、刑務所と警察が初動捜査や情報共有の仕方などを確認しました。

訓練は、沖縄刑務所に護送中の受刑者がすきをついて車から抜け出し、自転車を盗んで逃走したとの想定で行われ、刑務官や警察官などおよそ100人が参加しました。

訓練では通報をうけた警察がただちに周辺の道路で検問を開始し、刑務官と警察が連携しながら逃走した受刑者役の係官を捜索しました。

受刑者役はおよそ1時間後に1キロほど離れた公園のトイレに潜んでいるところを発見され、その場で取り押さえられました。


沖縄刑務所では今後も訓練を通じて緊急時に備えるということです。