日本時間の8日、米国・ワシントンで石破総理とトランプ大統領が会談した。共同声明では、南西地域で「より実践的な日米の訓練を実施する」方針などが確認された一方、日米地位協定の改正には触れられなかった。

共同声明には、沖縄を含む南西地域において自衛隊と米軍が連携し、より実践的な訓練を行うことで抑止力を強化させたい考えが盛り込まれた。また米海兵隊・普天間基地の名護市辺野古沿岸部への移設を進める方針も確認された。

一方で、石破総理が日米同盟の強化のために必要だとしている日米地位協定の改正や、県が米兵による性的暴行事件の発生を受けて早期の開催を求めている “フォーラム” については触れられていない。

両政府は今後、防衛分野での協力推進に向け、外務・防衛閣僚会議「2プラス2」を早期に開催する方針。

日米首脳会談(米国・ワシントン 現地時間8日)