アメリカ海兵隊のオスプレイが伊江島周辺の海上に重さ400キロ以上の貨物を落下させていたことが分かりました。けが人は確認されていません。

沖縄防衛局や県によりますと、今月16日夕方、アメリカ海兵隊のオスプレイが伊江島補助飛行場で貨物をパラシュートで投下する訓練を行っていたところ、風に流され漁港から約300メートル海上に落下しました。
アメリカ軍が周辺海域を捜索したものの発見できず、捜索を打ち切ったということです。
けが人や船舶などへの被害は確認されていません。
貨物は食料が入った1・3メートル四方の大きさで、重量は400キロから450キロです。
伊江島では2020年にもアメリカ軍がフェンスの外に物資を落下させるなど訓練中の事故が相次いで起きており、伊江村の名城村長は20日、沖縄防衛局の伊藤局長に伊江島補助飛行場での投下訓練の中止などを求め直接抗議しています。