名護市久志区に昔から伝わる珍行事「ドウドイ」が行われ、子宝を願う男性が痛みを耐えて祭りに参加しました。


「ドウドイ」は名護市久志区に数百年前から伝わる伝統行事。トゲのあるアダンの木で作った木馬に男性を乗せ、子宝を祈願しながら集落を練り歩きます。


ことし挑戦したのは、結婚1年目で今月1歳になる女の子を持つ棚原憲哉さん(27)で、次は男の子が欲しいということで祭りに臨みました。


区民らは、ホラ貝や太鼓のリズムに合わせておよそ500メートルを盛大に行進しました。


▼棚原憲哉さん
「無事ドウドイに乗ってみてとても痛かったんですけど、いい刺激になったと思うので、元気な男の子を頑張ります!」

集落は「ドウドイ」の掛け声とともに沿道からの声援と笑い声に包まれ、賑やかな年始めとなりました。