宮古島の夏の風物詩「宮古島夏まつり」が2日間にわたって開催され、豊年祈願祭や綱引きで地域を盛り上げました。
26日から行われた豊年祈願祭では、漲水御嶽(はりみずうたき)で、神に仕える「サス」や「ツカサ」とよばれる男女が島の繁栄を祈願しました。

そのあと漲水と池間島、西原のそれぞれの地区のクイチャーが賑やかに繰り広げられました。
夏祭りの最後を飾るのは、東西大綱引きです。
会場の公設市場前で雄綱と雌綱合わせて約100メートルの綱が繋ぎあわされた後、通りを埋め尽くした家族連れや観光客が東西に分かれて力の限り引き合いました。


東が勝てば五穀豊穣、西が勝てば大漁とされ、どっちが勝っても嬉しい大勝負。ひと勝負ごとに勝ち組の青年達がやぐらを高く投げ上げ会場を沸かせていました。
今年の勝負は2勝1敗で西軍が勝ち、一年間の大漁が約束されました。
綱引きの前には、第50代のミス宮古島の発表会なども行われ、多くの人たちで賑わいを見せていました。(宮古島通信員 大浦将人)