梅雨明け以降、まとまった雨が降っていない沖縄県の宮古島では、サトウキビ畑に水をまく「かん水」が始まりました。
宮古島地方では5月から6月にかけて平年の2倍以上の降水量を記録しましたが、梅雨明け以降はまとまった雨が降らず、農作物の干ばつ被害が心配されています。
そのため、宮古島市では5日から補助事業によるかん水を実施していて、タンクを載せた大型トラックが給水所と畑を何度も往復しながら畑に水をまいています。
費用はおよそ半分を市が負担していて、2回目以降については、天候状況をみながら判断するとしています。
初日の5日は60件あまりの申し込みがあったという事で、市や農協などは農作物の被害を抑えるため、早めの対策を呼び掛けています。