大分県宇佐市の駅館川で25日春の訪れを告げる伝統の青ノリ漁が始まり、青空のもと地元の漁師たちが収穫に勤しみました。
宇佐市駅館川の下流域ではシーズンを迎えた青ノリ漁が25日解禁されました。地元の長洲河川漁業協同組合の漁師25人が、川底をかき上げ1メートル以上に育った青ノリを収穫していきました。
明治時代から続く伝統で、川底を1週間かけて耕し深さを一定にするなどして品質を高く保っています。今年は例年を超える600キロ以上の収穫を見込んでいます。
(加嶋洋喜さん)「例年になく非常に良いと思います。のりの成長も長く伸びて綺麗な色に仕上がっていると思います。味噌汁や天ぷらにしたら非常においしいと思うので食べていただきたい」
青ノリは天日干しした後、袋詰めして県内を中心に出荷され、漁は3月上旬まで続く予定です。