福澤諭吉のふるさと、大分県中津市で古くなって使われなくなった1万円札の札くず、6億円分で作られた中津城の模型が展示されています。
この模型は7月に予定されている新1万円札の発行を前に市が行っている「不滅の福沢プロジェクト」の一環として、中津城の運営団体のスタッフがおよそ4か月かけて制作しました。
実物の20分の1にあたる高さおよそ120センチの木で作られた中津城に、古くなったため裁断された1万円札、6億円分が貼り付けられています。来場者の反応も上々だということです。
(模型を制作した小川理恵さん)「紙幣の顔としてお疲れさまでしたという気持ちを込めて作成しました。細かいところを貼り付けるのがなかなか貼りつかなくて、すごく大変でした。
この模型は、中津城の3階展示室に常設展示されています。