10年に一度レベルの寒波襲来で、九州北部地方では20日後半から冬型の気圧配置が強まり、21日から22日頃にかけて大雪となるおそれがあります。

【画像を見る】寒気の流れ込み(上空1,500m)シミュレーション

九州北部地方では、上空約1500メートルに氷点下3度以下の寒気が流れ込んでいて、19日は気圧の谷や九州の南海上を通過する低気圧の影響を受ける見込みです。

このため九州北部地方では19日未明から夕方にかけて、山地を中心に大雪となるおそれがあります。また、平地でも雪が積もる所がある見込みです。また、20日後半から強い寒気が流れ込み、21日から22日頃にかけて大雪となるおそれがあり、注意が必要です。県西部と豊後大野市に大雪・着雪注意報が発表されています。

<雪の予想>
18日午後6時から19日午後6時までの予想24時間降雪量
・大分県山地 5センチ
・熊本県山地 10センチ
・熊本県平地 3センチ
(山地は標高200メートルを超える地域)

大分地方気象台は大分県内全域に21日と22日に大雪警報を発表する可能性(中)があるとしています。

降雪や路面凍結による交通障害、農作物や農業施設の管理、電線や樹木への着雪に注意してください。