大分県内で20代男性が、ニセ警察官による手口で現金250万円をだましとられる事件がありました。その幕切れは、犯人が放った耳を疑うような一言でした。

「警視庁捜査二課」を名乗る男

事件のきっかけは、大分県別府市に住む20代男性の元にかかってきた国際電話でした。警視庁捜査二課の警察官を名乗る男につながり、「詐欺事件の共犯者として名前があがっている。特別に電話で取り調べる」と告げられました。

男性はビデオ通話で警察手帳のようなものを提示され、「優先的に捜査してもらいたければお金を払え」と要求されました。信じた男性は3月26日にかけて、指定された口座に計250万円を振り込みました。

まさかの結末

その後も現金を要求されましたが、男性は「所持金がなく、お金を支払うことができない」と訴えました。すると犯人はこう言い放ちました。

「それなら最寄りの警察署に行け」

犯人自ら本物の警察署へ向かうよう指示。男性が9日、別府警察署を訪れて説明を受け、詐欺の被害に遭っていたことに気づいたということです。

警察は、「警察官がアプリで警察手帳を示したり、金銭の支払いを要求したりすることは絶対にありません。この手口は詐欺です。すぐに相談してください」と注意を呼びかけています。