■勝利のカギは得点力 エースも最終調整へ

なかでも得点を奪えずに終わったセンバツの反省から、ここまで得点力の強化を掲げてきました。打線のカギを握るのは3番の都甲陽希選手。高いミート力を活かした勝負強いバッティングでチームを勝利に導きます。

(大分舞鶴・都甲陽希選手)「ちょっとずつ夏に向けてイイ感じに仕上がってきている。やっぱり自分が打たないとチームが盛り上がらないので、しっかりタイムリーを打つ場面はタイムリーを打って、チャンスメイクする場面はチャンスメイクして自分の仕事をしっかりしていきたい」


一方、投手陣の中心となるのはエースの奥本翼選手。140キロ近いストレートと多彩な変化球をコーナーに決める正確なコントロールが持ち味です。春のセンバツでは強打の浦和学院に好投を見せました。

(大分舞鶴・奥本翼投手)「自分のピッチングでチームを勝たせていきたいと思って、まず初回を絶対0点で抑えてチームに流れを持ってこられるようなピッチングができればいい」


去年の夏は明豊に敗れ惜しくも準優勝。その後の県大会にもことごとく立ちはだかったライバルを倒そうと意気込んでいます。

(大分舞鶴・甲斐京司朗主将)「ここまで決勝戦で明豊高校に負けているので、最後の夏は明豊高校に勝ってなんとしても、もう一回あの舞台に戻りたい。そしてあの舞台で1勝したいというのが強くあります」

センバツで確かな自信を手に入れた舞鶴ナイン。チーム一丸となって春夏連続の甲子園出場に挑みます。