大分県内の1医療機関あたりのインフルエンザの患者数は21.79人と2週連続で増加し、依然、注意報レベルが続いています。
県によりますと、10月29日までの1週間に58の医療機関で確認されたインフルエンザの患者数は1264人で、1医療機関あたり21.79人でした。感染者数は前の週の1.13倍で、2週連続で増加しています。
保健所別では、東部が37.08と警報基準を超えているほか、南部が28.2、大分市が25.06などと高い水準となっています。

1日現在、中津市の小学校で学校閉鎖、大分市など8つの市町村のあわせて21校で学年・学級閉鎖が出て、子どもの間で感染が広がっています。
冬にかけて感染がさらに拡大するおそれがあることから、県は引き続き基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。
一方、県内の新型コロナの患者数は111人、1医療機関あたり1.91人で7週連続で減少しています。