11月からはじまる大相撲九州場所を前に元小結「垣添」の雷親方が率いる相撲部屋の合宿が親方の故郷、大分県宇佐市で始まりました。
宇佐市出身で元小結、垣添の雷親方や部屋の力士ら6人は合宿開始に合わせ、20日宇佐市役所を表敬訪問しました。一行は市の職員らから出迎えを受け、歓迎セレモニーにのぞみました。
式では是永修治市長が大横綱、双葉山のふるさとである宇佐市で実りある合宿にしてくださいと激励し、雷親方らに手作りの看板や地元で採れた米などを贈りました。
これを受け、雷親方は長年の夢だったという故郷での合宿にむけ、意気込みを語りました。
(雷親方)「宇佐市に育てていただいたという感謝の気持ちがあって、相撲の普及が私ができるささやかな恩返しなのかなとずっと思っていた。(力士は)体が大きいし優しいというところも身近に感じてもらいたい」
雷部屋による初めての宇佐合宿は10月28日まで行われ、期間中は力士の稽古が一般公開されるほか、市民とふれあう交流イベントも予定されています。