大分市中心部にある荷揚町小学校跡地で建設されている複合公共施設について、市が完成イメージ図を公開しました。事業費は建設資材高騰などの影響で10億円近く増加する見通しです。
(糸永記者)「大分市役所の北側に建設中の複合公共施設は着々と工事が進められていて、現在進捗は7割ほどだということです」
大分市の荷揚町小学校跡地では、防災やコミュニティ機能を備えた複合公共施設と立体駐車場が整備されます。市は完成イメージ図を新たに公開。7階建ての施設には県内全ての119番通報を受ける消防指令センターや公民館、こどもルームなどが設けられます。2階建ての民間施設も建設され、飲食店などがオープンする予定です。


(大分市企画課・太田英治参事補)「3階から上に防災機能を集約し、市役所機能が入る。免震層が2階と3階の間に入っていて大地震にも事業継続性が担保できるように計画している」
また、施設と市役所の庁舎を結ぶ連絡通路が設置されるほか、周辺道路の整備もあわせて行われる予定です。事業費は地盤の強化や建設資材高騰の影響で当初の予定から10億円近く増え、およそ100億円となる見込みです。
(大分市企画課・太田英治参事補)「民間施設もあり、利便性が向上するので、多世代の人が交流でき、中心市街地の魅力が創造できるような施設にしていきたい」
施設は来年4月の開業を予定していて、年度末前の2月に先だって立体駐車場を使用できるよう計画しています。



















