公示が目前に迫っている参院選。過去最多となる6人が出馬を表明した大分選挙区の構図や争点を取材しました。

県庁に16日、大分商工会議所交通運輸部会の高寄和弘部会長らが訪れ、高騰する燃料価格に対して補助などを求める緊急の要望書を手渡しました。

(大分商工会議所交通運輸部会・高寄和弘部会長)「(上昇分を)客に転嫁すればいいという話もあるが、それはなかなかできない。県は県で独自の対策などを考えてもらえたらありがたい」

目前に迫った「参議院選挙」ではこうした物価上昇や安全保障、新型コロナ対策が主な争点となりそうです。

通常国会は15日閉会し、政府は参院選の日程を、6月22日公示、7月10日投開票とすることを正式に決定しました。

定数1の大分選挙区には過去最多となる6人が立候補を予定する「乱立の構図」となっています。

(国民民主党・現職足立信也さん)「負けてしまったらおそらく3年間、やりたい放題にされてしまう。次の世代に向けて少人数でも生きていける社会を作っていきたい。そのためには利権に生きている人たちだけの団体に任せていてはだめ」

国民民主党・現職の足立信也さん(64)は連合大分の推薦と立憲民主の支援を得て4選を目指します。前回は野党統一候補として接戦を制しましたが、今回は社民と共産が分裂。これまでの実績と医療・介護を中心とした政策を訴えます。

(自民党・新人古庄玄知さん)「出る以上、今度こそ勝たなければならない。この私を勝たせてください。ずっと大分で生まれ育ってきたので、私に大分のために恩返しさせてほしい」

弁護士で自民党・新人の古庄玄知さん(64)は2度目の参院選挑戦。6年前はわずか1090票差で足立さんに敗れました。今回は党所属の国会議員や地方議員とともに相互推薦する公明のバックアップを得てリベンジを誓います。

このほかにも参院選大分選挙区には野党・諸派の新人4人がすでに出馬を表明しています。

事実上のスタートを切った夏の参院選。各陣営の組織固めや支持拡大の動きが加速しています。