参議院選挙は10日夜、開票が行われ、大分選挙区では自民党新人の古庄玄知さんが初当選を果たしました。
参院選大分選挙区は開票の結果、自民党新人の古庄玄知さんが22万8417票を獲得し、国民民主党現職の足立信也さんに4万5千票余りの差をつけて初当選しました。
6年前の参院選で足立さんに1090票差で惜敗した古庄さんは、リベンジ戦を走り抜いた支援者と喜びを分かち合いました。今回は公明党の推薦を得たほか、岸田総理や安倍元総理ら大物議員の応援で支持を固め、県内18全ての市町村で最多の得票となる安定した戦いで勝利しました。
(古庄氏)「多くの方々と一緒にきょうの勝利は勝ち取った。このご恩は国政の場に行って必ず安倍元総理に報いてお返ししたい」
一方、足立さんは共産党や社民党との野党共闘が実現せず、保守層への浸透など支持拡大を図ったものの4回目の当選とはなりませんでした。
(足立氏)「みなさん方の思いを成就できなかった。これはもう私の責任でございます。大変申し訳ございませんでした」
大分選挙区の投票率は52.98%で過去最低だった3年前の前回を2.44ポイント上回りました。